友釣り用ルアー・友魚の釣り方及び、実釣

作成年月日:2019年2月13日

東海林 英夫 著

友釣り用ルアー・友魚の釣り方及び、実釣

仕掛けは、竿にラインを繋ぎ、その先に、オモリを付け、その先に友釣り用のルアーを付ける。具体的には、図1に示す様に、道糸(4~8lb位がトラブルも少なくでき理想)に、オモリを付け、そこから15~30cm位のライン(4~8lb位)の先に友釣り用ルアー・友魚を付け、掛針は、3本又は4本イカリ(自分は6号を使用)で、ルアー後端から掛け針までは、約4~10cmとした仕掛けで釣る。

オモリは、割りビシでももよいが、オモリの根掛減少のため、フロート天秤オモリがよい。

フロート天秤オモリは、片方が浮き上がっており、更にそこからワイヤーが上に伸びているので根掛しにくい。

友ル 500X349                                                                           図1

ジェット天秤のようにヒダ付き等の形状が複雑なものは、流れの中で回転等の動きにより糸がからまりやすいので、単純な形状がよい。

鮎は底近辺に多いので、ルアーを底近辺に誘導できるものがよい。

上記を考慮すると、市販品ではBフロート天秤が理想的だ。

使用時は、図1の様に稼働するワイヤーを固定し(ルアーを浮かしたい場合は固定しない)、フロート部から伸びているワイヤーの先を竿側にしてラインを通し、フロート側より伸びているワイヤーの先のリングを通らないサイズ又は、フロート側とオモリ側より伸びているワイヤーの先のリングを通らないサイズのサル管やスプリットリング等のオモリ止めを付け、オモリ側より伸びているワイヤーの先にラインを通しその先にルアーを付ける。

又は、オモリ側より伸びているワイヤーの先のリングを通らないサイズのサル管やスプリットリング等のオモリ止めをルアーから伸びているラインに付け、その先にオモリ側より伸びているワイヤーの先にリングを通し、フロート部から伸びているワイヤーの先を竿側にしてラインを通す。

こうすると、オモリにヒダ等もないのでオモリが糸と絡まりにくく、竿からのテンションも加わりオモリが立ちやすくなり根掛が減少し、ルアー側のワイヤーの先は底近辺に位置するので、ルアーを底近辺に誘導でき、ラインが中通しなのでアタリがわかりやすい。

又、鮎が浮いている場合は、図2の様な、誘導式フロート天秤オモリを使用した方がよい。

友ル 誘導式

図2

 

オモリのサイズは、重いと着水音が大きくなり、扱いずらくなり、軽いと流れに流されてオモリを底に固定しにくくなるので、小さめのルアー又は暖流なら8号位から、大きめのルアー又は急流なら15号位までが適当だろう。

ルアー長10~13cm位を、通常の流れで使用するなら、13号位が適当だ。

ルアーは、底近辺を、若干前傾姿勢で、ヒラヒラと、アユがヒラを打つ様に蛇行する。

又、友釣り用ルアー・友魚は、リップレスなので、水流の抵抗が少なく、オモリへの負担を軽減できる。

このルアーと仕掛けの利点は、オモリで底がとれるので、ルアーが底近辺に安定していること、オモリが底に固定されるので、川の中央に向かってラインを出しても、ルアーが流されずに安定して位置取りできることであり、このルアーは、底に引っかからず、アユのようにゆらゆらと蛇行する様に調整している。

通常の友釣り用ルアーは、ライン上にオモリを付けて使用する様には設計されておらず、ルアーでおとりとなる鮎を釣った直後にその鮎を使用できる様、通常の友釣り用の仕掛けに付けて使用し、ルアーだけで底近辺に潜るように設計されているので、上記仕掛けでは底に着いてしまうか、比重が軽ければ浮き上がってしまう。

又、仕掛けは、4~8lb位のラインを使用できるのでライン切れ等のトラブルを減少できる。但し、根掛したら、竿を傷めないように、強引に引き抜いたりはしない方がよいだろう。

ルアーを送り込む位置は、通常の友釣りのポイントである、コケの色が濃い箇所や、流れがよれていたり、周囲より弱くなっている箇所や、鮎が目視できる箇所(活性の高い鮎は、頻繁にヒラをうち、キラキラと目視できる場合が多々ある。)等で、ルアーを送り込む際は、なるべく着水音をおさえて、そっと、送り込んだほうがよいだろう。

 

上記に近い釣り方で、友釣り用ルアー・友魚で実釣したので以下に記す。

2015-8/11 安曇川(広瀬)にて晴れ、水は澄み、水量適量で、薄っすらと石の表面にコケが付いている。

友釣り用ルアー・友魚(胴長100mm)にて釣行。

アタリは、手元に来る場合と、目視でとった。

 

5:15~10:15広瀬橋下流(フログ・広瀬鮎塾で釣れていると書かれていた)にて、12~17cmを26匹 料金徴収の人に聞くと、良く釣れている方とのこと。

10:15~10:45中野に移動 一人に聞くと、朝から7匹の釣果であまり釣れていないとのこと。

10:45~11:15広瀬橋下流に移動。時折鮎がヒラを打ってキラキラと見える。

11:15~12:15 12~15cm8匹。

暑さのため、終了。

本格的な鮎釣り場でも、本物の友釣りと同等以上に釣れる事が実証された。

今回使用したルアーは、upper-lipp.com(アッパーリップで検索)で販売予定です。このルアーは、上記使用方法にて使用することにおいて新規性があり、類似品の販売において、上記の使用方法及び、設計コンセプトと同内容を含む文面を使用することは著作権に違反します。

軽量の疑似餌を遠くにキャストするジグ

作成年月日:2019年2月17日

東海林 英夫 著

軽量の疑似餌を遠くにキャストするジグ

1本の釣り糸に、複数の疑似餌を間隔を置いて繋げたジグで、軽量のルアーでも複数の疑似餌をまとめてキャストすることで、大きめのルアーの様に遠くにキャストでき、一般に岸から遠いほうが魚の警戒心が少ないし、広範囲にキャストできたほうがより多くのポイントに疑似餌を送り込め、遠投できた方がより長く魚にアピールできるので釣果アップにつながる。

又、釣りポイントや、対象魚によっては、一般に小さな生物は集団化する性質があるものが多いので、複数のルアーがまとまってアクションすることで、集団で活動する小魚などの餌を演出できるなどの効果も期待できる。

又、疑似餌がペレットに似せた小型ルアーの場合は、ペレットは多数をまとめてばらまかれるので、ばらまかれたペレットを演出できる効果も期待できる。

又、疑似餌のカラー、形状を同じにしても違うものにしてもよく、違うものにすることで、一度にさまざまなタイプを使用でき、対象魚の反応のよいタイプを早くみちけられたり、対象魚が疑似餌のカラー、形にスレにくくできる効果が期待できる。

疑似餌は、図1の様に1本の釣り糸に直接繋げてもよく、図2の様に1本の釣り糸から枝別れした糸に繋げてもよく、図3の様に、1本の釣り糸に、間隔を置いてワッカ(ワッカは糸によりつくられたものでもよい)が繋がった状態とし、そのワッカに疑似餌の装着部の穴やワッカを通しても良い。

図3のジグは、図1、図2よりも、疑似餌が釣り糸に対しより自由に動けるのでその動きで対象魚によりアピールできる。

図1のジグは、図2、図3のジグに比べて形が単純なので、釣り糸がからみにくい利点がある。

図1のジグに適切な例として、図4の様に、管理釣り場で使用されているペレットを模した様な小さなハードルアーに付いた、疑似餌の穴に通されたワッカを1本の釣り糸に間隔を置いて繋いだものがある。

これなら、疑似餌は釣り糸に対し比較的自由に動けるし、図4の用に、リトリーブ時の疑似餌は一般には先端から沈んで行くので、釣り糸との絡みも少なくリトリーブできる。

図3のジグに適切な例として、図3の様に、フックの釣り糸連結用の輪に、糸に取り付けられたワッカを通す事で、フックに装着したワーム等の疑似餌が自由に動ける。

図3のジグに小型のワームを装着し、ブルーギル、子バスの反応が良いことを実釣により確認した。

図4の様に、大き目の疑似餌を混ぜることで、より遠くにキャストできる。

この場合、大きめの疑似餌を一番先につなげる方が、疑似餌同士の間隔を短くできるので適当であり、又、大き目のルアーがプレッシャーになる場合もある。

ペレット型ルアーのネズミジグの場合は、通常サイズのスプーンもつなげると、魚のヒット回数が極端に減少したので、小型ルアーのみをつなげることが有効となる。

図5のジグ(ルアーはネオスタイル)に、トラウトの反応が良いことを管理釣り場での実釣により確認した。

一般のペレット型ルアーは、主に近投して竿先を高くして上からの釣り糸へのテンションを高くすることでルアーの沈降速度を遅めにしているが、ネズミジグによる遠投をすると上からのテンションが減少し、本来の沈降速度よりも沈みやすくなる為、比重の軽めのタイプ(ネオスタイルなら0.4g位)が適当であり、本テストも比重軽めの0.4gのネオスタイルを繋げたネズミジグとした。

3つ繋げることで、本来は5mほどの飛距離が15mほど飛び、沈降速度もゆっくりとなり、遠目のプレッシャーの少ないトラウトを釣ることができる。

ネズミジグのルアー間の距離は、近すぎると不自然になるが、遠すぎるとキャストがしずらくなり飛距離が伸びないし、つなげる疑似餌の数も多すぎると魚を取り込む際にラインが絡まりやすくなるなど扱いづらくなり、少なすぎると飛距離が伸びないので、そのバランスが重要であり、試行錯誤により程よい距離と個数を確認して作成し、テストを行った。

又、疑似餌をつなげるラインの種類や太さも、小型の疑似餌ゆえにあまり太くすると不自然であり、細すぎるとラインが痛みやすくなり、試行錯誤により、程よいラインを選択して、テストを行った。

又、ネズミジグの疑似餌のラインへの繋げ方や方向は、フック等の部位がラインに絡みにくく、リトリーブやフォール等のアクション時に疑似餌がより効果的に、自然にアクションするように行う必要があり、試行錯誤により、適当な方向、繋げ方をテストし、一番よい形で作成し、テストを行った。

本案と似たような発想の釣法にウキキャロというものがあるが、これは大き目の物体をライン上に装着し、その先に軽量の疑似餌を装着したものであり、本案の様に軽量の疑似餌のみを装着したり、大き目の疑似餌をつなげる場合は1番先につなげる方が効果があるジグとは効果も違う。

例えは、大きな物体を共にキャストすれば、着水音も大きくなり、大きな対象が共にリトリーブされるので魚へのプレッシャーも大きくなり、ウキキャロの場合は、ウキと軽量の疑似餌の距離を長くとるのが一般的であり、こうするとキャストが行いにくくなる。

本案は、こうした欠点を補っている。

その他、小型の疑似餌がまとまってアピールする効果も期待できる。

ネズミジグ1 500X349

図1

 

ネズミジグ2 500X349

図2

 

ネズミジグ3 500X349

図3

ネズミジグ6 500X349

図4

 

ネズミジグ5のコピー 500X349

図5

 

   今回使用したルアーは、upper-lipp.com(アッパーリップで検索)で販売予定です。このルアーは、上記使用方法にて使用することにおいて新規性があり、類似品の販売において、上記の使用方法及び、設計コンセプトと同内容を含む文面を使用することは著作権に違反します。